美味しい毛ガニ(毛蟹)の見分け方を知っておきましょう!
皆さんは、自分のカニに対する目利きの能力に自信はありますか?毛ガニは、北海道に住んでいなければお目にかかる機会も少なく、触れたこえない人も多いのではないでしょうか?美味しい毛ガニの見分け方を知っておけば、対面販売でも納得のものが購入できるようになりますし、インターネットを利用してカニ通信販売店で購入するこきも、そういった美味しい毛ガニの特徴が記載されているかを確認できるので損をすることが無くなりますよ。
わたしたちが毛ガニを購入するときは、一般的にすでに湯がいた状態、いわゆる浜茹で、ボイル済のものが多いです。対面販売に至っては手に触れにくいお店もありますが、北海道のスーパーで毛ガニの時期になると簡単に手に取ってじっくりと観察することが可能です。
そういった時はまず、手にとって持ってみるのが一番です。美味しい毛ガニの大前提として、身がぎっしりと詰まっていることが挙げられます。手に持って重みをずっしり感じるかどうかが、第一チェックポイントといえるでしょう。持ってみて大きさのわりに軽く、重みを感じない毛ガニは身の入りが良くないか、カニ身に含まれる水分がイマイチで、毛ガニ特有のしっとりとした食感を味わえないといったマイナスポイントがあります。
次にしっかり見ておきたいところは、毛ガニの体の色です。甲羅の色が真っ赤に染まっている毛ガニを選んだ方が良いでしょう。毛ガニはその名の通り毛が全身を覆っていますから、カニ本来の赤い色を見分けにくいかもしれませんが、茹でたあと時間がかなり経過してしまっているものや一度冷凍されて、解凍がうまくいかなかったものは甲羅の色があまり綺麗な赤色をしていないことが多いです。
毛カニの色は、鮮度のバロメーターです。ひっくり返して見れるのであれば、甲羅ではなくお腹の部分の色を確認しておくと良いでしょう。新鮮なものは、お腹の部分が白色をしていますが、鮮度が落ちてくるとグレーがかってきて、酷いものでは黒っぽく見えることがあります。毛ガニは鮮度が命といって良いほど悪くなるのも早い食品です。冷凍モノでも、冷凍する時点においてしっかりとした環境で冷凍処理が施され、更に解凍もゆっくり低い温度で時間をかけて行っているのであればとても美味しく食べることができます。ですが、そのどちらかが悪ければ、毛ガニの味と風味が台無しになってしまうのです。