タラバガニの基本の食べ方~タラバガニ入りペペロンチーノ
蟹の王様タラバガニ。食べごたえ十分な蟹の大きさですから、茹で蟹で家族仲良く美味しく食べたあと、どうしてもお腹いっぱいになってしまって食べ切れない…なんてこともあり得るかと思います。そんな時、どうしたら良いか悩んでしまいますよね。次の日に余ったタラバガニをそのまままた食べてもらうよりは、せっかくのタラバガニをもっと美味しく食べたいという気持ちがあるのではないでしょうか?ここでは、タラバガニにマッチするとっておきの洋食を紹介します。
タラバガニの身の甘さと、身の繊維のほぐれる感じが最高のハーモニーを奏でてくれるのが、スパゲッティに入れることです。巷に溢れるパスタ店の中でも、“シーフード”系のパスタというのはホワイトソースもトマトクリームも様々なものがあると思います。ですが今回タラバガニのパスタとしてご紹介したいのが、ペペロンチーノです。その理由として、タラバガニの甘さとうま味を最大限に引き立たせるためには酸味の強いトマトと組み合わせてしまったり、風味を隠してしまうホワイトソースに絡めてしまったりするよりもニンニクとオリーブオイルだけというシンプルなパスタの方が、相性が良いからです。
作り方としては、まず残ってしまったタラバガニの身を殻から丁寧に剥いて出しましょう。タラバガニの身を保管しておく際は冷蔵庫の中に入れておくと思いますが、その時にラップを必ずして保管するようにしましょう。ラップをかけずに冷蔵庫に保管しておくと、蟹の身の水分が冷蔵庫の中で逃げて行ってしまい、せっかくのしっとりとしたタラバガニの身がパサパサになってしまいます。そして、冷蔵庫の中のニオイが身に移ってしまい、せっかくのタラバガニの風味が逃げて消えて無くなってしまう危険性がありますので必ずラップをして保管しまましょう。
綺麗に剥いた身を、ペペロンチーノに混ぜ込むイメージで作るのですが、まずフライパンにオリーブオイルをタップリ入れて熱します。ニンニクが焦げないように炒め、オリーブオイルにニンニクの良い香りが移ったところで茹であがったパスタをフライパンに投入しましょう。パスタとオリーブオイルが絡み合ったところでタラバガニの身を入れてさっと炒め混ぜ合わせます。最後に塩と黒こしょうをふりかけて完成です。お好みで鷹の爪を散らすと彩的にも良いですよ。